公式名は、キリスト復活大聖堂。このほか、血の上の教会(Church on Spilt Blood)の名称でも知られる。この名称は、1881年3月13日(ユリウス暦3月1日)のロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺によるもので、教会が建つ場所は、皇帝遭難の地である。
ロシア正教会の寺院には、複数の同名の聖堂が存在する。これらの聖堂は、ロシア正教会においてもっとも重要視されるイコンのひとつ、「カザンの聖母」に由来する。カザン聖堂の主要なものとして本稿で詳述するサンクト・ペテルブルクのカザン聖堂とモスクワのカザン聖堂 Kazan Cathedral, Moscowがよく知られている。